三浦裕史のホームページ          新版『近代日本軍制概説』を刊行予定。

■近代日本の政治法制について関心があります。■2021年06月06日記事参照。

武家官位(正しくは、武家位階)は、律令官職を位階として用いているから、おもしろい。

1.ベースは、律令制天皇・朝廷・公家)に対する劣等感・あこがれ。

2.律令位階を転用。六位以下は基本、無視。

3.律令官職も、官位相当制を緩く踏まえつつ、位階として利用。

4.律令官職の職務は、稀に意義を発揮。例えば、大内義隆大宰大弐松平頼重の讃岐守。

令外官律令官職に含むものとする。