三浦裕史のホームページ          新版『近代日本軍制概説』を刊行予定。

■近代日本の政治法制について関心があります。■2021年06月06日記事参照。

軍事内局(Militärkabinett)について

先日、上記のテーマにより、研究会で、報告させて頂いた。

もちろん、日本の制度が主たる対象であり、関連で、維新以降の君主制天皇制)にも言及した。

日本の軍事内局は僅か10年程度の存在であり、大した権限もなかったが、祖型たるプロイセンのMKは一世紀近く続き、軍部内の重要官署であった。旧称ないし別称は、陸軍省の人事課(A.f.d.p.A.)。

なぜ重要だったか、なぜ「別称」か、は、報告の中で述べた。