三浦裕史のホームページ          新版『近代日本軍制概説』を刊行予定。

■近代日本の政治法制について関心があります。■2021年06月06日記事参照。

2016-01-01から1年間の記事一覧

貞孝(56世)、脩孝(76世)の無念や想うべし―『北島國造家沿革要録』の読後感。

■2016年8月30日記事参照■ 1.いかなる配慮や遠慮、裏事情があるかは知らないが、妙に腰の引けた表現が見受けられる。 「世間一般では、とかく両家の本末を論じ、その黒白をつけたがる向きもあるようですが、このことは厳に謹まねばならず軽々に論じてはなり…

北島家と千家家―清孝の怨念によって国造家が分立したと言うべきか―『出雲国造家文書』に見る経緯

編者村田正志氏は研究者だからこそ、ハッキリとは言えなかった。資料を調査する便宜上、どちら側も敵に回せないのである。しかし― 1.現状では、千家家の完勝である。明治に入って、北島家が大社宮司職から排除された経緯を究明することが必要である。 2.…

菅浦が大浦と争った諸河・日指の狭さに一驚した。

他に田地皆無の菅浦側は必死だったのだろう。 昔は船で、今は車で、菅浦から現地へ出向き、田畑を耕していると聞く。

鈴木眞哉氏の著書は(なぜか)引用・参考文献に挙げられることは少ないが、確実に参考にされている。