三浦裕史のホームページ          新版『近代日本軍制概説』を刊行予定。

■近代日本の政治法制について関心があります。■2021年06月06日記事参照。

【わが国の近代法学を創ったのは どういう人々か、どういう学系か】

(削除予定)

倭文神社(鳥取県湯梨浜町)は、社叢が判別しづらく、隠れたような場所にある。

1.ひっそりした境内。神威を感ずるに足る。 2.久しぶりに参詣。昔と殆ど変わらないのは有り難い。社務所は新しくなった。 3.大きな鳥居や看板は造ってほしくないが、池畔(湖畔)からの入口に中鳥居ぐらいはあっても良い。国宝の里帰りを望む。

統帥権とは何か―藤田嗣雄と中野登美雄―

2009年6月における研究報告。 『近代日本軍制概説』旧版では全体構成上、詳論できなかった部分まで、この報告で述べることができた。 軍制研究というと統帥権ばかり云々している、と思われるのがイヤなので、この問題に一応の鳧(けり)をつけたつもりだ。 …

『バイエルン王軍 1867年~1914年』   Die Königlich Bayerische Armee von 1867 bis 1914

内容は余り面白くない。半ば史料集。 *海軍は存在しないので、訳語は「軍」で良いだろう。

『プロイセン王兼ドイツ皇帝の軍事内局』 Das Militärkabinett der preussischen Könige und deutschen Kaiser

プロイセン・ドイツの政治史・軍制史を語る上での必須文献(原史料が戦災で焼失している可能性あり)。

霧島神宮(鹿児島県霧島市)は社殿壮麗だが、

1.屋根の重なり方が少し諄く見える。車で来ると神橋を渡らない。 2.高千穂峰との関係は知らない。日向にも霧島神社が複数あるらしい。 3.ここで播磨の性空上人の墓(供養塔)を拝するのは不思議だ。

櫻井神社(大阪府堺市)は拝殿と こおどり で知られる。

1.堺といっても山の方。泉北高速鉄道泉ヶ丘駅下車、バス10分強。 2.同じく式内社の國神社・山井神社を合祀。鎌倉時代の拝殿は国宝。 3.秋に國神社由来の行事こおどりがある。一文字笠と紋付き袴無しの装束がシュール。 4.今年は事情があって踊りは無いそ…

御福餅本家(三重県伊勢市)は店を新しくした。

1.駅前通りから神社近くに移転。「砂の器」の扇屋からは少し離れた。 2.窓から松林越しに海側を望む。 3.観光客の中には、某有名店しか知らない人もいるようだ。 4.味にもう少しスッキリ感がほしかった。

水間寺(大阪府貝塚市)は水間鉄道で詣でる。

1.お寺参りのためにまっすぐ線路を引いたということか。 2.境内はそう広くないが、マツケンサンバⅡのゲリラライブをやってもらいたい。 3.和泉山脈が迫る。望めば心が和む。

山渓文庫『奈良の散歩みち』の塚本珪一「九版にさいして」を読む。

昭和48年1月時点での塚本氏の絶叫といってよい。 あの風景は滅んだ。いや、滅び去って久しい、というべきか。

安産寺(奈良県宇陀市)は、近鉄撮影のベストポイントかも。

1.県内東端の三本松駅から歩く。10分かからない。線路脇の高台。 2.平安期のお地蔵さんで知られる。近くの室生寺から伝来。光背は向こうに残っているそうだ。それだけ置いてくるのも変な話。 3.縁日に公開。じっくり拝観できるのは有り難い。但し、眼下を…

賀茂神社(兵庫県御津町)は京都の上下本社を網羅して勧請してある。

1.今では龍野市に属するが、海岸線の入り組んだ播磨灘に面する。小さな岬の上に鎮座。拝殿からの眺望は利かないが、楫取さんからはよく見える。別名、室の明神。 2.上賀茂神社の分社だが、御祖社や河合社もある。 3.流造の社殿が並ぶ様は素晴らしいが、惜…

櫻木神社(奈良県吉野町)は象の小川沿いに鎮座する。

1.象山、宮瀧、夢のわだといった萬葉名所が周囲にある。 2.たいそう久しぶりの参拝。西行ではないが、「命なりけり」。 3.萬葉の吉野と桜の吉野は交わらない。それで良いと思う。

浄興寺(新潟県上越市)には、他の真宗本山に見られる御影堂がない。

1.稲田草庵からの由緒を主張する。蓮如が参詣したり両本願寺に分骨したりしているから、本当に親鸞遺骨を伝えてきたのだろう。 2.本堂(阿弥陀堂)と境内中央に廟所がある。それが寺の特色となっている。 3.江戸時代初期には東本願寺と友好関係にあり一門…

高田専修寺(栃木県真岡市)は田舎の念仏道場といった趣が渋い。

1.どういう経緯かは知らないが、門徒の拠点は遠く伊勢一身田に移った。 2.親鸞は草深い田舎でどげな暮らしをしていたのか。体は丈夫だったようだ。 3.真岡鉄道がツラいなら、親鸞遺跡バスツアーで行くしかない。

石道寺(滋賀県長浜市)は山里の小さな寺で、地元の人が守っている。

1.己高閣から鶏足寺を経て寺へ至る道が紅葉で知られている。 2.十一面観音は洗練されていない所が佳い。 3.法要はあるのだろうか。桜の頃に読経をよそながらに聞いてみたい。

Remember Sand Creek.

Done on November 29, 1864. 国の成り立ちが日本と如何に異なっているか、痛感させられる。

大石寺(静岡県富士宮市)は壮観だが、昔に比べ境内の樹木が大幅に減った。

1.日蓮教団・日興門流・日目派・日道系の本山。教団は分裂が激しいので、こういう分類になる。 2.五重塔と日蓮遺文は重要文化財。 3.広大な墓地は巨大な施設を維持するためにあるのだろう。

本興寺(兵庫県尼崎市)は法華宗大本山の一つ。

1.阪神の尼崎駅から徒歩5分。境内は狭いが寺観整い、裕福そうに見える。 2.日蓮直筆本尊を二幅所蔵。日興の添書が貴重。もともと甲斐か駿河にあっただろう本尊が、いかなる経緯でか、摂津へ。 3.三光堂本殿(重文)は桃山期の神社建築らしいが、拝見でき…

陸軍省法官部長井上義行の経歴と肖像は、井上密『大日本帝国憲法講義』解説に載っています。

義行(よしつら)は陸軍刑法の制定に関与した。 養子の密は京都帝大教授、京都市長。寡作の人だが、佐々木惣一の師として知られる。

都祁水分神社(奈良県旧都祁村)は本殿が大きな春日写し。

1.最初の鎮座地は南方にあったと云う。社殿は南面ではなく東面する。 2.都祁地方は高原地帯。名阪国道や路線バスを利用すれば、よく分かる。 3.境内直ぐ東側に従四位下小治田安萬侶の墓がある。墓誌の書体は雅趣あり。

高橋貞三『満洲國行政法』『満洲國基本法』は満洲国法制研究の基本文献。

著者は新京法政大学教授。

吉志部神社(大阪府吹田市)――駅名の岸辺は川の岸辺のことかと思っていたが、違うようだ。

1.駅から歩くとチョットしんどい。北口には大病院がある。 2.裏の名神高速が少々やかましいが、丘の中腹に鎮座し環境は良い。 3.昔は大神宮と呼ばれていたが、明治以降、現社名となった。 4.本殿は十年以上前に不審火で全焼。その三年後に再建した。桃山…

中臣須牟地神社(大阪市東住吉区)についての所感。

1.矢田駅から歩いて10分弱。境内西側に樹叢を有する。 2.氏の名を冠する神社名は珍しい。須牟地は地名の住道か。 3.開扉日には参詣の人がポツポツやって来る。

伊太祁曾神社(和歌山県和歌山市)についての所感。

1.ネコで知られる和歌山電鉄の伊太祁曽駅から歩いて5分。参道に店があるわけでもなく至って静か。紀伊国一の宮を称する。 2.神紋の名称がわからない。境内はそう広くない。池を渡る曲橋。 3.社殿は新しい。樹齢千年を超えるような巨木が聳えていれば、ふ…

調田坐一事尼古神社(奈良県葛城市)についての所感。

1.葛城山や二上山を望む地に鎮座。尺土駅から徒歩10分強。通称は疋田神社だが、「ねこ神社」と呼んでみたい。 2.中古は春日神社と呼ばれていたらしく、神紋は下り藤。 3.葛城一言主神社(いちごんさん)と同系か。社名は古社たるをよく示している。

神倉山(和歌山県新宮市)の本当の、のぼり方。

1.何か新しいことを始める時、目標や気持ちを新たにする時に登る。 2.お燈祭りは介錯次第。 (観光チラシより)

妙蓮寺(静岡県富士宮市)についての所感。

1.表門は中世武士の居館を思わせる。表門と玄関に朱色が用いられている。 2.江戸期以降、近くにある大石寺の影響を受けてきた。戦後、その末寺となる。 3.富士五山の一つだが、他寺に比べ強烈な主張を展開してきたわけではない。それが穏やかな寺観に表れ…

慈恩寺(山形県寒河江市)についての所感。

1.建造物は近世以降のもの。重文の本堂は補修を要す。 2.三重塔は、少し離れた田圃や橋の上から遠望すると良い。 3.時々、仏像の特別公開を行う。顔の端正なものがある。 4.十二神将は像高が案外低い。描写は躍動感あり。 5.僧形の人を全く見かけなかっ…

讃岐本門寺(香川県三野町)は、塔がほしい。

1.由緒沿革から言えば、興門系の単立寺院であっても良さそうだ。秋のくいもの市が有名。 2.開基は甲州から移住した秋山氏。面白いのは、本尊が寺の所有ではなく、秋山家の家宝だったこと。返す返さないで揉めたりした。 3.中世以来の秋山家文書は、別の家…