三浦裕史のホームページ          新版『近代日本軍制概説』を刊行予定。

■近代日本の政治法制について関心があります。■2021年06月06日記事参照。

#外地法

高橋貞三『満洲國行政法』『満洲國基本法』は満洲国法制研究の基本文献。

著者は新京法政大学教授。

松岡修太郎(1896-1985)の外地法制研究

寡作なのが惜しまれる。 どんな授業だったのか、知りたいところ。

警察政策学会資料第122号に「満洲国軍制の法的構造」を書きました。

ネットで直接、ダウンロード・印刷ができます。 内容に新味はありません。 別に面白くもありません。

「現行国際法規が、其の内容上、依然として欧洲的諸経験、諸事実を基礎として居り、従って実際的に其の対象の性質、種類を異にする世界各地域の事象に対しては、幾多の矛盾を暴露するのである」

(水垣進,1943)

研究対象や留学先のシンパになってしまうという、よくあるパターン。

気をつけましょう。

王公家規範の制定は、法律の委任に基づく。

以前、穂積八束の本に付けた解説で述べた話。 別に新発見でも何でもなく、王公家規範を論じようという人なら、当然知っていることだと思っていたが…。 論及がほとんど無いのは、不思議。

韓国管理における統監と理事官

先日、上記のテーマにより、研究会で、報告させて頂いた。 当初は、「統監府の韓国管理」というテーマを予定していたが、時間の制約に鑑み、より絞った内容とした。 しかし、管理法制の核心部分を衝くことはできたと思う。 驚いたのは、統監旗をご存じの方が…