三浦裕史のホームページ          新版『近代日本軍制概説』を刊行予定。

■近代日本の政治法制について関心があります。■2021年06月06日記事参照。

日本人のドイツ研究者が日本語で書く論著は、ドイツ語に翻訳したら、ドイツで、どの程度通用するだろうか?

ドイツを例としたが、イタリアでも、フランスでも同じこと。

「日本人の外国研究者が日本語で書く論著は、当該外国語に翻訳したら、当該国で、どの程度通用するだろうか」ということ。

それにつけても、清水幾太郎氏の至言が思い出される…。

日本人の外国研究者が日本語で書く論著は、

 1.日本人向けの分かりやすい紹介・解説に徹するか、
 2.研究として通用するレベルとし、併せて、翻訳して当該国で発表するか、

の二者択一とすべきだろう。

(2の場合、逆に、外国語で書いて日本語に翻訳する、ということも考えてよい)