三浦裕史のホームページ          新版『近代日本軍制概説』を刊行予定。

■近代日本の政治法制について関心があります。■2021年06月06日記事参照。

【御注意】 著作権切れを狙ってか、最近、藤田嗣雄先生著書の復刻本(翻刻)が出ているようですが、これに私は全く関与しておりませんので、この点、誤解無きようお願い致します。

先日、軍制研究 三先達(有賀長雄、藤田嗣雄、中野登美雄)の展墓を達成。

「軍制研究の三雄」と呼びたい。
 

故 松尾昭正氏(元神保町某書店店員)のこと。

数年前の二月に東京都内の病院で逝去せられた。
長くお勤めであったが、業界に染まることは決してなかった。
オペラやクラシック音楽、ヨーロッパ文学、翻訳文学に通じておられた。
欲得を離れた方であった。しばしば珈琲をご馳走になった。
穏やかなお人柄であった。なにより敬すべきは、私より遙かに年長であられたのに、説教じみたことや教訓じみたことを一切おっしゃらなかったこと。
博多、というより大橋の御出身と伺った。東京にいても博多の話が出来て嬉しかった。

日本は(孤立した)島国である、ということを忘れてはならない。

地勢的に近似した国としてイギリスを挙げることが多いが、
日本は、イギリスと異なり、植民地を持たないので、
イギリスは参考にならない。

国造家分立の観点から読む『大社町史』史料編(古代・中世)。

偽文書や存偽文書も混じっているだろうから、いろいろ興味深い。
 
*2016年11月13日記事「貞孝(56世)、脩孝(76世)の無念や想うべし」参照。
*2016年08月30日記事「北島家と千家家」参照。
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昭和会館から『公正会史』が出ていた。

平成30年3月刊行。副題と思しきは「貴族院の会派」。
 
瞥見しての感想。
 
1.会館創立九十周年の記念出版ということなので、先ずは喜ばしい。
 
2.貴族院の研究は、やはり難しいようだ。その理由には触れないが、テーマとして「衆議院の研究」は聞かないのに対し「貴族院の研究」があり得ることの意味は、もっと検討されてよい。
 
3.公正会については、昔、ちょっと書いたことがあるので懐かしかった。

スポーツと本来的には関係がない―健全、健康、公正、正義、正直、廉直、謙虚、誠実…。