三浦裕史のホームページ          新版『近代日本軍制概説』を刊行予定。

■近代日本の政治法制について関心があります。■2021年06月06日記事参照。

「まなざし」「おもい」は学術用語として適切か。

まだある。「なかみ」「ねらい」……

『公知衆の研究』『武家官位要解』――書いてほしい、出してほしい

negro slaves を所有する権利を毀損する法律は、これを可決してはならない。

No bill of attainder, ex post facto law, or law denying or impairing the right of property in negro slaves shall be passed. (1861年3月11日のConstitution of the Confederate States) *この条文の現代日本語訳:「経済的奴隷を所有する権利を毀損…

研究対象や留学先のシンパになってしまうという、よくあるパターン。

気をつけましょう。

福男は決まるまでが大変。神男は決まってからが大変。

神男は下旬に決まる。

【日本国籍を有する者】と【日本国籍を有さない者】を区別するのは当たり前。

農地は「自然」か「緑」か。

見た目や聞き心地の良い、安易なイメージは排したい。 1.農薬を散布していると思う。 2.家庭や事業所からの廃棄物が埋められているのではないか。

【御注意】 著作権切れを狙ってか、最近、藤田嗣雄先生著書の復刻本(翻刻)が出ているようですが、これに私は全く関与しておりませんので、この点、誤解無きようお願い致します。

先日、軍制研究 三先達(有賀長雄、藤田嗣雄、中野登美雄)の展墓を達成。

「軍制研究の三雄」と呼びたい。

故 松尾昭正氏(元神保町某書店店員)のこと。

数年前の二月に東京都内の病院で逝去せられた。 長くお勤めであったが、業界に染まることは決してなかった。 オペラやクラシック音楽、ヨーロッパ文学、翻訳文学に通じておられた。 欲得を離れた方であった。しばしば珈琲をご馳走になった。 穏やかなお人柄…

日本は(孤立した)島国である、ということを忘れてはならない。

地勢的に近似した国としてイギリスを挙げることが多いが、 日本は、イギリスと異なり、植民地を持たないので、 イギリスは参考にならない。

国造家分立の観点から読む『大社町史』史料編(古代・中世)。

偽文書や存偽文書も混じっているだろうから、いろいろ興味深い。 *2016年11月13日記事「貞孝(56世)、脩孝(76世)の無念や想うべし」参照。 *2016年08月30日記事「北島家と千家家」参照。 →窓で検索!

昭和会館から『公正会史』が出ていた。

平成30年3月刊行。副題と思しきは「貴族院の会派」。 瞥見しての感想。 1.会館創立九十周年の記念出版ということなので、先ずは喜ばしい。 2.貴族院の研究は、やはり難しいようだ。その理由には触れないが、テーマとして「衆議院の研究」は聞かないのに対…

「大東亜戦争」は法令上の用語。従って、法制研究上の確定語彙でもある。

参照、大東亜戦争ノ呼称ヲ定メタルニ伴フ各法律中改正法律(昭17法09)。

スポーツと本来的には関係がない―健全、健康、公正、正義、正直、廉直、謙虚、誠実…。

著者近影はなぜ、著者近影じゃないのか。

講演会などで実物(ご本人)を見て、愕然とするのは私だけだろうか。

高照神社 は吉川神道に基づくというが、

1.具体的に、どう基づいているのか、ヨクわからない。但し、 ●社殿配置が墓所も含め東西一直線であること、 ●本殿内部中央に宮殿厨子を設けること、 ●社殿から離れた位置に墓所(廟所)があること ●墓所において、墓の後ろに神号碑を置くこと(2参照) は…

「負け戦で印税稼ぐな」

旧軍将校某氏の至言。

藤田嗣治氏歿後五十年。

藤田嗣雄先生の弟。

出雲大社における両家分掌制の復活または宮司交代制の導入には、近代法の踰越を要する。

■2016年11月13日記事「貞孝(56世)、脩孝(76世)の無念や想うべし」参照■ 例えば、勅命(密勅を含む)によるとか。

「太郎山(2367㍍)は誰いうとなく孤独な山だといわれている。」

(荒川浩和, 1970)

拷問を受け棄教したことを「人間的な弱さ」として批判する考え方。

批判されるべきは、拷問した側であって、拷問された側ではないだろう。 拷問自体の苦痛、そして生き延びた安堵と生き残った苦悩を、当事者の身になって考えることが、少しはあっても良いのではないか。

藤田嗣雄『独逸軍制概要』序より

本著に於ては普魯西憲法典の欽定(一八四八、一二、五)に溯り独逸軍制の概要を述ぶることを企図した。従来我が国に於ても独逸軍制の研究が行はれた、がこれ等は孰れも第十九世紀に於ける所謂市民的憲法の見地に基いてなされたものである。現時の軍制に関し…

藤田嗣雄先生歿後五十年

『軍隊と自由』の文庫化を。 『独逸軍制概要』の刊行を。

藤田嗣雄『軍隊と自由』の文庫化を望む。

本年は歿後五十年にあたる。

神宮系神社でもないのに、神明造は興醒め。

神明造は維持管理が困難で耐久年数が少ないから、 往々にして破損汚損の社殿となりがち。

「あとがき」に長々と書く、自分の「苦労」と人間関係。

凡ソ法律規則中戦時ト称スルハ外患又ハ内乱アルニ際シ布告ヲ以テ定ムルモノトス

明治十五年太政官布告第三十七号。 藤田嗣雄『明治軍制』の解題で述べた。 軍制研究のための基本事項といってよい。 しかし、知らない人、考えもしない人が多い。

諸橋襄『明治憲法と枢密院制』

芦書房、昭和39年刊。昔、先生から頂戴した。 何度かお目に掛かり、御教示を賜った。 枢密院がどういう所か、少し判った気がした。 某顧問官に関する秘話もお聞きした。 博士論文の出版をお奨めしたが、肯んぜられなかった。 こういう本を文庫版で出したら衝…

貞孝(56世)、脩孝(76世)の無念や想うべし―『北島國造家沿革要録』の読後感。

■2016年8月30日記事参照■ 1.いかなる配慮や遠慮、裏事情があるかは知らないが、妙に腰の引けた表現が見受けられる。 「世間一般では、とかく両家の本末を論じ、その黒白をつけたがる向きもあるようですが、このことは厳に謹まねばならず軽々に論じてはなり…